ノウゼンカズラとバニラスカイとアミニズム

こんにちは、蒸し暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。 ノウゼンカズラの季節になりました。バニラスカイに溶け込みそうになりました。子どもは物や天気が生きているという思考過程を経ながら成長します。J.piagetはこ … “ノウゼンカズラとバニラスカイとアミニズム” の続きを読む

こんにちは、蒸し暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

ノウゼンカズラの季節になりました。バニラスカイに溶け込みそうになりました。子どもは物や天気が生きているという思考過程を経ながら成長します。J.piagetはこのような思考を「アミニズム的思考」と捉えました。成長の過程で多くの「大人」雲や花に気持ちはないと考えるかもしれません…。しかし、このような心的成長の過程にこそお宝も眠っているかもしれません。私は、心が幼いのか…仕事上論理的な思考が求められるからか…プライベートではいつの間にかアニミズム的に考えていることがあります。


img_4753そもそも、どっちが空でどっちが陸なのか…。図と地という二次元を超えたたった今の雲の動きをひたすら「キレイな空だなぁ」と思って眺めておりました。ロールシャッハテストではどう解釈するべきかなどを考えてしまうのですが、仕事のことは忘れてアミニズム的に考えてみたいと思います。

あっという間に雲は姿を変えていきます。こころの中で「アンコール」をお願いしましたが雲はもう見せてくれませんでした。「今だけ、1回だけだよ」と雲に語られた気持ちになりました。(さようなら雲さん、また会おうね)「僕と君は一生鬼ごっこだよ」と笑顔で駆け抜けひとりぽっちおいていかれた気持ちになりました。

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ノウゼンカズラさんとお話しました。(去年以来ですね)「あら、どなたさまかと勘違いされてるのでは。私は貴方を存じませんわ。お初にお目にかかりますわ」(違う方なんですね。申し訳ございません。花脈が素敵ですね)「失礼ねぇ、あなた。花脈ってなによ。毒蜜で蜂を呼ぶわよ」(大変失礼いたしました。蜂だけは苦手なんです。今後気をつけます)「私を他者と比べたら赦さないわよ。部分ではなく私の全体の美を観なさい」(お美しい…)

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「夏至は過ぎてしまった」と冬を憂える方、「これから夏を楽しむ」と夏の予定を楽しみにされる方、「ただの1日が夏であるか冬である」「冬を楽しみ」に待たれる方、多くの方々とお話させていただく日々に感謝しております。真っ赤なさくらんぼと勉強の後のお弁当美味しくいただきました。

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季節柄どうぞご自愛ください。お読みいただきありがとうございます。