こんにちは。暑い日が続きますね。それでも日が沈むのが若干早まった気がして‥秋を…冬を…憂えている私もいます。お盆なので帰省されていらっしゃる方も多いと思います。みなさまにとって忘れられないたったひとつの夏になりますように!
今日は「頑張ってるね」という言葉について考えてみたいと思います。
先日同期の方と勉強会で久しぶりにお会いしました。私は東京と北陸の往復でとっても惨めな格好をしていました。ノーメイク、リュックサックにデニム、足元はスニーカーという出で立ちです。
同期の方は在学中からいつも綺麗に上品に礼容が整っています。所作も話し方も美しいのです。いつも貴婦人なのです。
私が博士課程に進んだ時には「本当に頑張るのねぇ(フフフ)」と彼女は言ってくれました…。
先日お会いしても「相変わらず頑張り屋さんね(ふふふ)」と彼女は言ってくれました。
でも…私は…誰よりも努力と頑張ることが苦手で不得手で嫌いなのです。何かを覚える時にはみんなの何倍もかかります。でもやらなくてはならないことばかり!出来なかったこともたくさん!キャー!
彼女に「いつも頑張ってるのねぇ」と言ってもらった後にふと考えたのです。
クライエントさんに「頑張ってますね」「努力家なのですね」と私は言ったことがないだろうか…。そして何故彼女から「頑張ってるわね」と言われてなんとなく…シュンとした気持ちになってしまったのかについて色々考えさせていただきました。
私は彼女に「頑張ってるわね」って言われた時、同じ立場なはずなのになんだか少し上から見られたような、少し淋しい気持ちになったのかな…。それともふふふっていう笑みにそう思ったのかな…わかりません。
私は頑張っているのではなくて、頑張る力がないこと、みんなより覚えも悪いから無我夢中で余裕がないから工夫しなくてはならないことにも気付かせていただきました。
そういえば「努力をする才能がない。努力ができれば伸びるはず」と高校の調査書にも書いてありました。
毎日に必死です。頑張れない自分が嫌いです。一方で頑張れない自分も認めています。だからクライエントさんにも「頑張りやさんですね」とは言えません。ふふふとも笑みをうかべることはできません。ごめんなさい。頑張れてるかどうかはクライエントさん自身が一番知っていることでしょう。頑張れない自分が大嫌いなことも同じだと思うのです…。
だから、そういうことを言わないように態度に出さないよう心がけたいと改めて考えました。時に人はボロボロでも、頑張れなくても、無我夢中でも、気力がない時があっても良いのではないかと私は思います。
ふむふむ…と今のご自身をただただ感じることには、沢山の大切なことが含まれているのではないでしょうか。
こんな私ですが、カウンセリングではクライエントさんとの “Unique One”ただひとつの関係を大切にすることに「頑張る」のではなく「一生懸命」に没頭するよう努めて参りたい所存でございます。なんでもいいから愚痴を言いたい!悔しくてたまらなかった!嬉しくてヤッホー!どんな時でもみなさまをお待ちしております。
私はひとのこころが大好きです。私は人も大好きです。だからカウンセラーになりました。この仕事が大好きです。この仕事をこれからも一生懸命に精進したいと思います。
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最近お問い合わせを多くいただいております。多忙でご予約をお取りできずにご迷惑をおかけしております。お待たせしてしまうことに申し訳ない気持ちででいっぱいです。なるべく速やかにご案内できるように工夫して参ります。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。暑い日が続きます。どうぞご自愛下さい。お読みいただきありがとうございます。